初めまして
管理栄養士の佐藤良子と申します。
今年から、アライズ様のブログに参加許可を頂きました。
栄養士の立場から、食事に関すること、思っていること、栄養に関するマメ知識などを書かせていただけたらと思っております。
正直に言うと、良くテレビやラジオ、新聞等を聴いたり、見たりしている方のほうが、食べ物について様々な情報を得ていることが良くあります。そして体に良いから食べた方が良いとか栄養があるから食べたほうが良いとか言われたりしています。
では栄養とは何でしょう?体に良いとはどういう話でしょうか?
栄養は口から食物を取り込んで、消化、吸収されて排泄されるまでを栄養としています。
口から食べたものは食道、胃、腸と1本のホースと同じで、食べたら出口はありません。その為に食べる量によって体は少なくても、多くても影響がでてきます。
良くこれは体に良いから食べたほうが良いという言葉があります。反対に栄養がないから食べなくてもいいという表現もあります。でもどのようなものも栄養がないことはありません。但し食べる人によって、よく働くこともあるし悪く働くこともあります。
食事を通しての栄養士の雑談を書いてみたいと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。
エネルギーについて
食事の量を表す表現でエネルギーがあります。単位ではキロカロリー(kcal)を使用しています。一般的に栄養がある=エネルギーが高い表現に使われているように感じられます。
このエネルギー表示ですが、原材料(加熱していない)の持っている栄養量の数字を表しています。エネルギーに関わる素材は炭水化物と脂質とたんぱく質です。炭水化物は1gについて4kcal、脂質1gについて9kcal、たんぱく質1gで4kcalのパワーを持っています。コンビニなどで販売されているお惣菜やおにぎり、パン類などには表示義務が課せられていて包装の裏に必ずエネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウムが各順番も決められて表されています。食べる目安として参考にすると便利かなと思います。ご覧になってみてください。例えばおにぎり2個食べたら200kcal×2個=400kca分を食べたとかのようにです。
血圧が高い方で医師から食塩量の制限を受けているかたはナトリウムの値を参考にすると良いでしょう。
ナトリウムはmg(ミリグラム)のために食塩量に直すには計算が必要です。
例えばナトリウム1000mgと書かれていたら、1000mg×2.54÷1000=2、54gの食塩量となります。もし1日に8gの塩分量で食べてくださいと言われたら約3000mgのナトリウム量になります。
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